米ディズニー、社内チャットツールからデータ流出=WSJ
米娯楽大手ウォルト・ディズニーが社内で使用しているビジネスチャットツール「スラック」からデータが流出したと、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が15日報じた。写真は米ニューヨークのニューヨーク証券取引所(NYSE)のフロアで、ウォルト・ディズニー・カンパニーのロゴとティッカーシンボルを示すスクリーンで2017年12月撮影(2024年 ロイター/Brendan McDermid)
[15日 ロイター] - 米娯楽大手ウォルト・ディズニーが社内で使用しているビジネスチャットツール「スラック」からデータが流出したと、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が15日報じた。流出したデータには広告キャンペーン、スタジオ技術、面接候補者に関連する情報が含まれている。
「ナルバルジ」と名乗るハッカー集団が、ディズニーが使っているスラックからコンピューターのプログラムや未発表プロジェクトの詳細などのデータを入手し、公開したという。ナルバルジは12日付のブログにディズニーのデータを1テラバイト余りも公開したと投稿した。
流出した情報にはディズニーのウェブサイトの管理、ソフトウエア開発、求職者の評価などに関するやり取りも含まれ、データは少なくとも2019年までさかのぼる。
ディズニーの広報担当はロイターに対して「本件について調査中」と回答した。