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テスラの自動運転機能巡る集団訴訟が審理へ、米連邦地裁が決定
2024年05月16日(木)10時31分
5月15日、米カリフォルニア州の連邦地裁は、電気自動車(EV)大手テスラが自社EVに自動運転機能が近く搭載されるとの誤解を与えたとして所有者が起こした集団訴訟で、テスラによる棄却の申し立てを退け、審理を進めることを認めた。カリフォルニア州エンシニータスで2023年2月撮影(2024年 ロイター/Mike Blake)
Jonathan Stempel
[15日 ロイター] - 米カリフォルニア州の連邦地裁は15日、電気自動車(EV)大手テスラが自社EVに自動運転機能が近く搭載されるとの誤解を与えたとして所有者が起こした集団訴訟で、テスラによる棄却の申し立てを退け、審理を進めることを認めた。
訴えによると、テスラとイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は2016年以降、自動運転支援システム「オートパイロット」やその他の自動運転機能が提供目前だと偽って宣伝し、購入者に上乗せ代金を支払わせた。
連邦地裁はハードウエアと走行性能に関するテスラ側の説明を信じて購入した所有者は過失と詐欺に基づく賠償請求が可能だとした。
他の主張の一部は退けた。