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正午のドルは113円前半、年末の実需フロー以外は動意薄
12月27日、正午のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の113.25/27円。写真はカイロの両替屋で3月撮影(2017年 ロイター/Mohamed Abd El Ghany)
[東京 27日 ロイター] - 正午のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の113.25/27円。
早朝の取引で113.20円を挟んで小動きだったドルは、仲値公示にかけて動意づき、113.38円付近まで上値を伸ばした。この日はスポ末で、きょう成約された取引の受け渡し日は年末・月末に当たる。このため、年内に為替の値固めが必要な輸入企業によるドル買いが散見されたという。
しかし、その後は、動意薄となった。「海外勢はまだクリスマスモード。マーケットにぼちぼち参入し始めるのは、きょうのロンドン時間からだろう」(国内銀)という。
一方、日本の実需勢では明日から年末年始の休暇に入るところが多く、取引高が一段と低迷するとみられる。
米10年国債利回りは2.4738/2.4720%の気配と、前日ニューヨーク終盤から若干低下している。
原油価格は前日から動意があった。
前日の海外市場では、リビアのパイプラインの爆発などを受け、米WTI原油先物12月限
現在、同限月は59.70ドル付近と調整売りに押されている。