寄り付きの日経平均は小幅続伸後下げ転換、半導体株の調整続く

　１１月３０日、寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比４円６３銭高の２万２６０１円８３銭となり、小幅に続伸して始まった。２０１５年７月撮影（２０１７年　ロイター/Toru Hanai）

［東京　３０日　ロイター］ - 寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比４円６３銭高の２万２６０１円８３銭となり、小幅に続伸して始まった。三菱ＵＦＪ<8306.T>が年初来高値を更新するなど、金融株が堅調なスタートとなった一方、半導体・ハイテク関連株が軒並み安。指数は寄り付き直後に下げに転じた。

寄り前に発表された国内の１０月の鉱工業生産速報値は前月比０．５％増。ロイターがまとめた予測中央値は１．９％増だった。鉱工業生産速報が市場予想を下振れたことも相場の重しとなっている。