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ユーロ圏の回復は堅調、賃金上昇になお刺激策必要=ECB総裁
2017年11月21日(火)00時43分
11月20日、ECBのドラギ総裁(写真)は、ユーロ圏における景気回復の足取りはしっかりとしているとしつつも、賃金の上昇を支えるために金融刺激策を維持する必要があると述べた。20日、ブリュッセルで撮影(2017年 ロイター/Yves Herman)
[フランクフルト 20日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は20日、ユーロ圏における景気回復の足取りはしっかりとしているとしつつも、賃金の上昇を支えるためにECBは金融刺激策を維持する必要があるとの見解を示した。
ドラギ総裁は欧州議会に対し「これまでに確認している労働市場の改善がより力強い賃金の伸びにつながるにはなお時間を要する」と指摘。「ECBによる年末以降の政策の微調整は、持続的なインフレ回帰を確実にするために引き続き必要な金融刺激策を維持することを意味する」と語った。
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