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米国株式市場は小幅高、高配当銘柄に買い 減配発表のＧＥ急落
１１月１３日、米国株式市場は小幅高で終了。米ゼネラル・エレクトリック（ＧＥ）が大きく下げたが、主要消費財や公益事業など高配当セクターが買われ、全体として上昇した。ニューヨーク証券取引所で２０１６年６月撮影（２０１７年 ロイター/Brendan McDermid/File Photo）
［ニューヨーク １３日 ロイター］ - 米国株式市場は小幅高で終了。米ゼネラル・エレクトリック（ＧＥ）
ＧＥは１３日、２０１８年の調整後１株利益見通しを引き下げるとともに、四半期配当を従来の半分に減らし、１２月から実施すると発表。大幅な事業縮小を目指し、航空機、電力、ヘルスケアの主要３事業に重点を置く方針を表明した。
ＧＥ株は５年超ぶり安値となる１８．７５ドルを付けた後、７．２％安の１９．０２ドルで引けた。
フォート・ピット・キャピタル・グループのシニアアナリスト、キム・フォレスト氏は「配当目当てにＧＥに投資していた人々は別の投資先を探している可能性がある」と指摘した。
半面、米玩具メーカー大手マテル
投資家は米税制改革法案の審議の行方に注目している。上院共和党が先週公表した案は下院案と一部異なる内容だったため、調整が必要になる。
米紙ウォールストリート・ジャーナル（ＷＳＪ）は、上院議員の超党派グループが米地方銀行に対する規制を一部緩和することで暫定的に合意したと報道。これを受け、地銀株が上昇した。
米通信用半導体大手クアルコム
米食肉加工大手タイソン・フーズ
米動画ストリーミング用機器のＲｏｋｕ（ロク）
騰落銘柄数は、ニューヨーク証券取引所では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を上回り、比率は１．２７対１だった。ナスダックでも、１．０２対１で値下がり銘柄数が多かった。
米取引所の合算出来高は約６１億８０００万株で、直近２０営業日の平均である６６億７０００万株を下回った。
終値 前日比 ％ 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株３０種 23439.70 +17.49 +0.07 23367.47 23461.68 23343.34 <.DJI>
前営業日終値 23422.21
ナスダック総合 6757.60 +6.66 +0.10 6727.39 6766.30 6723.43 <.IXIC>
前営業日終値 6750.94
Ｓ＆Ｐ総合５００種 2584.84 +2.54 +0.10 2576.53 2587.66 2574.48 <.SPX>
前営業日終値 2582.30
ダウ輸送株２０種 9518.84 +17.48 +0.18 <.DJT>
ダウ公共株１５種 765.39 +8.44 +1.12 <.DJU>
フィラデルフィア半導体 1306.58 +3.52 +0.27 <.SOX>
ＶＩＸ指数 11.50 +0.21 +1.86 <.VIX>
Ｓ＆Ｐ一般消費財 737.31 +2.35 +0.32 <.SPLRCD>
Ｓ＆Ｐ素材 365.91 +1.93 +0.53 <.SPLRCM>
Ｓ＆Ｐ工業 597.94 -3.04 -0.51 <.SPLRCI>
Ｓ＆Ｐ主要消費財 561.92 +3.35 +0.60 <.SPLRCS>
Ｓ＆Ｐ金融 433.05 +0.78 +0.18 <.SPSY>
Ｓ＆Ｐ不動産 209.14 +0.65 +0.31 <.SPLRCR>
Ｓ＆Ｐエネルギー 510.88 -2.79 -0.54 <.SPNY>
Ｓ＆Ｐヘルスケア 939.64 +1.01 +0.11 <.SPXHC>
Ｓ＆Ｐ電気通信サービス 143.64 -0.35 -0.24 <.SPLRCL>
Ｓ＆Ｐ情報技術 1107.52 -0.15 -0.01 <.SPLRCT>
Ｓ＆Ｐ公益事業 284.42 +3.25 +1.16 <.SPLRCU>
ＮＹＳＥ出来高 7.91億株 <.AD.N>
シカゴ日経先物12月限 ドル建て 22375 + 95 大阪比 <0#NK:>
シカゴ日経先物12月限 円建て 22365 + 85 大阪比 <0#NIY:>
(ロイターデータに基づく値です。前日比が一致しない場合があります)
