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米国株式は主要指数が3日連続で最高値更新、堅調な指標受け
10月4日、米国株式市場は主要3株価指数が3日連続で最高値を更新。堅調な経済指標が株高を支援した。写真はNY証券取引所のトレーダー(2017年 ロイター/Brendan McDermid)
[ニューヨーク 4日 ロイター] - 米国株式市場は主要3株価指数が3日連続で最高値を更新。堅調な経済指標が株高を支援した。
一方、小型株の指標であるラッセル2000指数<.RUT>は前日まで8営業日連続で過去最高値を更新していたが、この日は0.3%安と反落した。
また原油先物価格
米供給管理協会(ISM)が発表した9月の非製造業総合指数(NMI)は59.8と、前月の55.3から上昇し、2005年8月以来約12年ぶりの高水準となった。
キングスビュー・アセット・マネジメント(シカゴ)のポートフォリオ・マネジャー、ポール・ノルテ氏は「全体的に静かな市場だった。決算期を待っているほか、さらに経済指標を確認したいのかもしれない」と指摘。「米国はもちろん、世界の経済指標が製造業を中心に堅調だったため、良好な決算期になるはず」との見方を示した。
トムソン・ロイターの調査によると、米S&P総合500種指数採用企業の2017年第3・四半期決算は前年同期比5.5%の増益となる見通し。2桁成長だった第1・四半期および第2・四半期からは伸びが鈍化するものの、多くのストラテジストが楽観的で、予想を上回る結果が発表されるとみている。
個別株では、米動画配信サービス大手ネットフリックス
米後発医薬品(ジェネリック)大手マイラン
一方、米銀大手ウェルズ・ファーゴ
ニューヨーク証券取引所の騰落銘柄数は、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を上回り、比率は1.05対1だった。ナスダックも1.01対1で値下がり銘柄数が多かった。
米取引所の合算出来高は約58億株で、直近20営業日平均の63億株を下回った。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 22661.64 +19.97 +0.09 22645.67 22685.94 22632.80 <.DJI>
前営業日終値 22641.67
ナスダック総合 6534.63 +2.91 +0.04 6521.96 6546.46 6513.12 <.IXIC>
前営業日終値 6531.71
S&P総合500種 2537.74 +3.16 +0.12 2533.48 2540.53 2531.80 <.SPX>
前営業日終値 2534.58
ダウ輸送株20種 9921.84 -51.96 -0.52 <.DJT>
ダウ公共株15種 731.65 +8.06 +1.11 <.DJU>
フィラデルフィア半導体 1185.24 +2.81 +0.24 <.SOX>
VIX指数 9.63 +0.12 +1.26 <.VIX>
S&P一般消費財 725.17 +3.80 +0.53 <.SPLRCD>
S&P素材 361.53 -0.07 -0.02 <.SPLRCM>
S&P工業 611.25 -0.34 -0.06 <.SPLRCI>
S&P主要消費財 556.82 +2.03 +0.37 <.SPLRCS>
S&P金融 432.79 -1.40 -0.32 <.SPSY>
S&P不動産 199.95 +1.65 +0.83 <.SPLRCREC>
S&Pエネルギー 505.89 -0.32 -0.06 <.SPNY>
S&Pヘルスケア 959.80 +4.30 +0.45 <.SPXHC>
S&P電気通信サービス 164.07 +0.09 +0.05 <.SPLRCL>
S&P情報技術 1019.69 -1.51 -0.15 <.SPLRCT>
S&P公益事業 271.39 +2.85 +1.06 <.SPLRCU>
NYSE出来高 7.36億株 <.AD.N>
シカゴ日経先物12月限 ドル建て 20700 + 70 大阪比 <0#NK:>
シカゴ日経先物12月限 円建て 20665 + 35 大阪比 <0#NIY:>
*内容を追加しました。
(ロイターデータに基づく値です。前日比が一致しない場合があります)