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ECB緩和解除、準備始めておくべき=ラウテンシュレーガー理事
2017年06月30日(金)20時38分
6月30日、ECBのラウテンシュレーガー専務理事(写真左)は、金融緩和策の解除の準備はすでに始めていなければならない、との見解を示した。写真は2014年10月フランクフルトで撮影(2017年 ロイター/Ralph Orlowski)
[フランクフルト 30日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のラウテンシュレーガー専務理事は、金融緩和策の解除の準備はすでに始めていなければならない、との見解を示した。
同理事は「ECBの目標に向けてインフレ率の道筋はまだ安定していないが、あらゆる条件はそろっている。時間と忍耐の問題だ」と指摘。
その上で「このため金融政策は、平時のスタンスに戻る準備をすでに始めているべきで、これに応じて市場との対話も適用すべき」と述べた。
専務理事はまた「安定したトレンドがみえない場合でも、異なる時代に向けた準備を進めることが重要だ」とし、「金融政策は正しい時期に、つまりインフレが目標に向け安定軌道をとればすぐに調整する必要がある」と語った。
*発言を追加しました。
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