ニュース速報
ビジネス
ユーロ下落、ECBの姿勢ハト派的と受け止め=NY市場

4月27日、終盤のニューヨーク外為市場では、ユーロが下落。写真はユーロ紙幣、2014年5月撮影(2017年 ロイター/Ralph Orlowski)
[ニューヨーク 27日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ユーロが下落。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が、27日の理事会で緩和バイアスの削除を議論しなかったと表明したことが影響した。
ユーロ/ドル
BMOキャピタル・マーケッツの外為戦略グローバル責任者グレッグ・アンダーソン氏は「ドラギ氏は期待されたほどタカ派的ではなかった」と語り、これでユーロの上昇方向のイベントリスクは当面なくなったとの見方を示した。
ドル/円
ウェルズ・ファーゴの通貨ストラテジスト、エリック・ビオリア氏は「物価見通しの下振れは大規模緩和の継続を示唆する」と指摘した。
スウェーデンクローナは対ドルで下落した。スウェーデン中央銀行が27日、債券買い入れ期間を延長するとともに、利上げ開始は従来の想定より遅い来年半ばになるとの見通しを明らかにした。
ドル/円 NY終値 111.25/111.28
始値 111.33
高値 111.59
安値 111.05
ユーロ/ドル NY終値 1.0872/1.0874
始値 1.0896
高値 1.0932
安値 1.0852