ニュース速報
ビジネス
ドル一服商状、対円・ユーロで4週間ぶり大幅上昇=NY市場

12月16日、ニューヨーク市場は、ドルが小幅下落した。写真はドル紙幣。11月撮影(2016年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration)
[ニューヨーク 16日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、前日大幅上昇したドルが主要通貨に対し小幅下落した。週末を控え、利食い売りが優勢となった。
主要6通貨に対するドル指数<.DXY>は0.12%低下の102.90。ただ前日につけた14年ぶり高水準の103.56近辺で推移した。前日は1.2%上昇と、およそ半年ぶりの大幅な上昇率を記録していた。
ドル/円
ユーロ/ドル
FXアナリティクスのパートナー、デービッド・ギルモア氏は「米連邦公開市場委員会(FOMC)以降の値動きが著しかったため、ドルロングに対する利食い売りが出やすい状況だ」と語る。
ただこの日の下落を加味しても、ドルは週間でユーロ、円、スイスフランに対して、4週間ぶりの大幅上昇となる見込み。週間のドル上昇率は対ユーロが1.2%、対円が2.2%、スイスフランは約1%となっている。
ドルはスイスフランに対しては0.3%安の1.0268フラン。前日は2010年8月以来の高値となる1.0344フランをつけていた。
ドル/円 NY終値 117.98/118.00
始値 118.10
高値 118.40
安値 117.48
ユーロ/ドル NY終値 1.0447/1.0455
始値 1.0446
高値 1.0473
安値 1.0401