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英首相「EU市場残留へ取り組む」、困難な交渉も覚悟
2016年10月22日(土)01時47分
10月21日、英国のメイ首相はEU離脱交渉で困難な局面に対応する覚悟を表明、域内統一市場残留へ取り組む考えを示した。写真は同日、EU首脳会議後に記者会見するメイ首相(2016年 ロイター/Eric Vidal)
[ブリュッセル 21日 ロイター] - 英国のメイ首相は21日、欧州連合(EU)離脱交渉で困難な局面に対応する覚悟を表明、域内統一市場残留へ取り組む考えを示した。
メイ氏は記者会見で「交渉には時間がかかり、困難な時期も予想され、一定のギブアンドテークが必要になるだろう」と述べた。
単一市場へのアクセスを失う強硬離脱(ハードブレグジット)への懸念が、投資家や企業の間などで広まる中、メイ氏は不安払しょくに努めた。
メイ氏は、英国向けのオーダーメードの合意を望む考えを示した。「EUとの貿易に関係して、他国が築いたモデルを踏襲しようとは思わない。英国がEUとの新たな関係を発展させる形を望む」と語った。
「欧州単一市場と財・サービスの取引を行い、単一市場内で活動を行うため、可能な限り最善の結果を目指したい」と話した。
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