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米経済は完全雇用に極めて近い=ムーディーズのザンディ氏
2016年09月01日(木)01時02分
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8月31日、ムーディーズ・アナリティクスの首席エコノミスト、マーク・ザンディ氏は米経済は最大雇用に近いと述べた。写真はニューヨーク市内店舗に張り出された求人広告。5月10日撮影。(2016年 ロイター/Brendan McDermid)
[ニューヨーク 31日 ロイター] - ムーディーズ・アナリティクスの首席エコノミスト、マーク・ザンディ氏は、8月の米雇用者数は約15万人程度の伸びになる見込みだが、米経済は最大雇用に近づいているため上方修正される公算が大きいとの見方を示した。
8月のオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)全米雇用報告発表後の電話会見で述べた。報告によると、民間部門雇用者数は17万7000人増加した。ムーディーズ・アナリティクスはADPと共同で集計を行なっている。
ザンディ氏はADP報告は、8月の雇用者数の伸びが18万5000━19万人程度であることを示唆していると指摘。ただ8月は自動車工場の設備刷新や新学期の開始日変動などのテクニカル要因があるため、低めの数字が出て後に上方修正される傾向にあると述べた。
同氏はまた、8月の失業率が4.8%に低下すると予想している。
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