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アコーディア・ゴルフの買収断念、MBK 株価上昇で=関係筋

2016年08月26日(金)18時17分

 8月26日、国内最大級のゴルフ場運営会社、アコーディア・ゴルフの買収を計画していたプライベート・エクイティ(PE)ファンドのMBKパートナーズがアコーディアの株価上昇を理由に買収を断念したことがわかった。写真はアコーディアが運営する千葉県内のゴルフ場、2007年6月撮影(2016年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 26日 ロイター] - 国内最大級のゴルフ場運営会社、アコーディア・ゴルフ <2131.T>の買収を計画していたプライベート・エクイティ(PE)ファンドのMBKパートナーズがアコーディアの株価上昇を理由に買収を断念したことがわかった。複数の関係筋が明らかにした。

MBKは当初、アコーディアの発行済み株式をすべて買い取る金額として負債と株式の合計で約1600億円を想定。自ら約500億円を出資する一方、三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306.T>など3メガバンクを含む約20社の金融機関から約1100億円の借り入れを予定していた。しかし、買収計画が報じられて以降、アコーディアの株価は過去1カ月でおよそ10%上昇。MBKは計画を断念したという。

アコーディアは国内に43コースを保有し、契約コースを合わせて136コースを運営している。MBK、アコーディアとも、この件についてのコメントを控えている。

*写真を追加しました。

(佐藤和香子)

ロイター
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