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緩和発表後のポンドの下げ、国民投票直後よりは小幅=英中銀副総裁

8月5日、イングランド銀行のブロードベント副総裁(写真)は、前日の金融緩和策発表後のポンドの下げは、英国民投票でEU離脱が決定した後の下げに比べて「比較的小幅」だったと指摘した。ロンドンで2015年11月撮影(2016年 ロイター/Neil Hall)
[ロンドン 5日 ロイター] - イングランド銀行(英中銀)のブロードベント副総裁は5日、前日の金融緩和策発表後のポンドの下げは、英国民投票で欧州連合(EU)離脱が決定した後の下げに比べて「比較的小幅」だったと指摘した。
BBCラジオに対し述べた。
英中銀の真の意図はポンド押し下げではないか、との質問に対し、ブロードベント氏は、それは違う、と答え「ポンドは確かに国民投票直後は急落したが、それ以降比較的安定している」と指摘。「(国民投票)直後の動きと比べると、昨日の緩和策発表後の動きは比較的小さかった」と述べた。
一連の緩和策が一定の効果を発揮することを「かなり確信」しているとする一方で、中銀の行動がパニックを反映したものとの見方には同意しないと述べた。