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出光興産、昭和シェル株の買取比率引き下げ検討の「事実はない」

8月5日、出光興産の広報担当者は、同社が昭和シェル石油株の買い取り比率の引き下げを検討しているとの一部報道について、ロイターに対し「検討を開始している事実はない」と語った。写真は都内で昨年11月撮影(2016年 ロイター/Toru Hanai)
[東京 5日 ロイター] - 出光興産<5019.T>の広報担当者は5日、同社が昭和シェル石油<5002.T>株の買い取り比率の引き下げを検討しているとの一部報道について、ロイターに対し「検討を開始している事実はない」と語った。「今後、話し合いをしていくという基本路線は変わらない。その中で、いろいろなことを検討していく」という。
日本経済新聞は5日、出光興産が昭和シェル石油との合併をめぐり、9月に予定している昭シェル株の買い取り比率を現在の計画の33.24%から引き下げる検討を始めたと報じた。創業家が合併阻止に向け具体策を打ち出しており、対抗手段を講じることで実現を目指すという。
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