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トヨタ、タカタ製エアバッグのリコール対象車の販売時の開示を要請

6月10日、トヨタ自動車はタカタ製エアバッグ問題で将来的にリコールの対象となる車種を販売時に顧客に伝えるよう、米国のディーラーに要請した。写真は同社ロゴ。2月24日撮影(2016年 ロイター/Beawiharta Beawiharta )
[ワシントン 10日 ロイター] - トヨタ自動車<7203.T>は10日、タカタ<7312.T>製エアバッグの欠陥問題をめぐり、将来的にリコール(回収・無償修理)の対象となる車種を販売時に顧客に伝えるよう、米国のディーラーに要請したことを明らかにした。
トヨタは米議員の呼びかけを受け、将来的にリコールが必要になるエアバッグを搭載した車種の一覧表を公表。この一覧表に含まれている2016年型の4ランナー、レクサスGX460は現在製造されているほか、ディーラーは2015年型のレクサスIS250C/350C、サイオンxbなどの在庫を抱えている可能性がある。
欠陥エアバッグを搭載した車両の販売は禁止されていないが、2018年までにリコールされる必要がある。