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ECB、マイナス金利の拡大には限界 慎重さ必要=仏中銀総裁

2016年06月08日(水)19時10分

 6月8日、欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのビルロワドガロー仏中銀総裁は、マイナス金利をどこまで拡大できるのか限界があるとし、この政策の活用には慎重さが求められる、と指摘した。写真はパリで1月撮影(2016年 ロイター/Philippe Wojazer)

[ベルリン 8日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのビルロワドガロー仏中銀総裁は8日、マイナス金利をどこまで拡大できるのか限界があるとし、この政策の活用には慎重さが求められる、と指摘した。ベルリンで述べた。

総裁は「非伝統的措置のすべてに正当性があるというわけではない。金利をどこまでマイナスにできるのか、限界がある。この種の非伝統的措置は、有用ではあるが、慎重に活用する必要がある」と述べた。

「ヘリコプターマネー」については、利点よりも害のほうが大きいと強調。「われわれには必要ではないし、議論もしていない」とした。

ロイター
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