ＪＰモルガン、「ブレグジット」なら英国の雇用縮小も＝ＣＥＯ

　６月３日、米銀行大手ＪＰモルガン・チェースのジェームズ・ダイモン最高経営責任者（ＣＥＯ）は、英国が欧州連合（ＥＵ）離脱（ブレグジット）を決めれば、同行の英国での雇用が減る可能性があるとの見方を示した。２０１５年５月撮影（２０１６年　ロイター/Mike Segar）

［ロンドン　３日　ロイター］ - 米銀行大手ＪＰモルガン・チェースのジェームズ・ダイモン最高経営責任者（ＣＥＯ）は３日、英ボーンマスで社員向けの説明会に出席し、英国が欧州連合（ＥＵ）離脱（ブレグジット）を決めれば、同行の英国での雇用が減る可能性があるとの見方を示した。

説明会にはオズボーン英財務相も出席。同ＣＥＯは「英国がＥＵを離脱すれば、英国のビジネスモデルを再編せざるを得なくなる恐れがある。当行の英国での雇用が減り、（大陸）欧州での雇用が増える可能性がある」と述べた。

同行の英国の従業員は１万６０００人。うち４０００人がボーンマスで働いている。