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米新規失業保険申請件数は26.5万件、前週から小幅増も底堅さ示す

2016年03月17日(木)23時06分

3月17日、12日までの週の新規失業保険申請件数は前週比7000件増の26万5000件となった。写真は2014年10月、カリフォルニア州で行われた就職フェア(2016年 ロイター/Lucy Nicholson)

[ワシントン 17日 ロイター] - 米労働省が発表した12日までの週の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比7000件増の26万5000件となった。5カ月ぶりの低水準となった前週から増加に転じたものの、労働市場が引き続き底堅く推移している状況を示唆する水準にとどまっている。

市場予想は26万8000件。前週は25万9000件から25万8000件に修正された。

申請件数は雇用市場の引き締まりを示す30万件の水準を54週連続で下回っている。これは1973年以来の長さとなる。

週ごとの変動を均して雇用情勢をより正確に反映するとされる4週移動平均は750件増の26万8000件。

今回の申請件数に関するデータは3月の米雇用統計の調査期間に含まれる。2─3月の調査期間に申請件数の4週間移動平均は5250件減少しており、3月統計では雇用者数がさらに増加することが見込まれる。

ロイター
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