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2月世界製造業PMIは50に低下、節目割れ目前=JPモルガン
2016年03月02日(水)04時37分
[ロンドン 1日 ロイター] - JPモルガンが発表した2月の世界製造業景気指数(PMI)は50と、前月の50.9から低下した。価格下落を受けても新規受注の伸び鈍化に歯止めがかからなかった。
同指数は2012年終盤以来、景況拡大と悪化の分岐点である50を上回り続けてきたが、ここに来て節目ちょうどまで鈍化した。
内訳の価格指数は8カ月連続で節目割れとなったが、新規受注指数は51.4から50.4に低下、2012年末以来の水準をつけた。
雇用指数も5カ月ぶりに節目の50を下回った。
JPモルガンのディレクター、デビッド・ヘンズリー氏は「新規受注と生産量はほとんど伸びておらず、世界的に貿易環境も悪化している」とし、節目割れを防ぐには市場の状況が目先、改善する必要があるとの見方を示した。
世界製造業PMIは、米国、日本、ドイツ、フランス、英国、中国、ロシアなどのデータを集計している。
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