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オプション市場で円の先高感強まる、リスク回避で6年ぶり高水準

2016年02月10日(水)07時18分

2月9日、通貨オプション市場で向こう1カ月にドル安・円高が進むとの見方が約5年ぶりの高水準に達した。リスク回避の高まりを受け、安全資産としての円が買い進まれるとの見方を反映している。写真は2010年10月、ソウルで(2016年 ロイター/Truth Leem)

[ロンドン 9日 ロイター] - 9日の通貨オプション市場で、向こう1カ月にドル安/円高が進むとの見方が約6年ぶりの高水準に達した。リスク回避の高まりを受け、安全資産としての円が買い進まれるとの見方を反映している。

ドル/円の1カ月物リスクリバーサルは昨年終盤まで、ドルの先高感が強かったが、現在では2010年5月以来のドル安を織り込む水準となっている。

大口の輸入業者や輸出業者、投機家がリスクヘッジに用いる3カ月物と6カ月物では、2011年終盤以来の円高を織り込む水準を示している。

*内容を更新しました。

ロイター
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