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トヨタ、新型クーペでレクサス「退屈」イメージ刷新へ
1月11日、トヨタ自動車は、北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー)で、高級車ブランド「レクサス」の新型スポーツクーペ「LC 500」を発表した。写真は都内で昨年11月撮影(2016年 ロイター/Issei Kato)
[デトロイト 11日 ロイター] - トヨタ自動車<7203.T>は11日、北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー)で、高級車ブランド「レクサス」の新型スポーツクーペ「LC 500」を発表した。
豊田章男社長は、この2017年モデルで「デザインが退屈」と批判されてきたレクサスブランドのイメージ刷新を図ると記者団に語った。
新型モデルは、レクサスの特徴であるスピンドルグリルを残した流線型のボディに、V8エンジンと新たな10速トランスミッションシステムを搭載している。
レクサス・インターナショナルのプレジデント、福市得雄氏はロイターに対し、トヨタブランドとレクサスブランドの区別を明確にしたいと語り、「トヨタ」が大衆向けに常に高品質の製品を提供するアンカー役であるのに対し、「レクサス」は運転のしやすさを重視するドライバー向けのブランドだ、と説明した。
豊田社長はまた、2020年をめどに「レクサス」で無公害の燃料電池自動車(FCV)を販売することを計画していると発表。
トヨタは2014年終盤にFCV「ミライ」を投入しており、レクサスFCVはトヨタとしては第2弾モデルのFCVとなる。