米ケイトスペード、第3四半期既存店売上高予想上回る

１１月５日、ファッションブランドの米ケイトスペードが発表した第３・四半期（１０月３日まで）決算は、既存店売上高が市場予想を上回った。北米需要が伸びたことが追い風となった。写真は２０１３年９月、ニューヨークで（２０１５年　ロイター/Eric Thayer）

［５日　ロイター］ - ファッションブランドの米ケイトスペードが発表した第３・四半期（１０月３日まで）決算は、既存店売上高が市場予想を上回った。北米需要が伸びた。

５日寄り付き前の米国株式市場で、同社の株価は５％上昇している。

既存店売上高（オンライン販売含む）は１６％増。コンセンサス・メトリックスがまとめたアナリスト予想平均は１１．８％増を見込んでいた。

売り上げ全体の８２％を占める北米市場の売上高は１８．５％増えた。伸びは第２・四半期の１３％から加速した。

純売上高は前年同期比１１％増の２億７７３０万ドル。

純損益は２３０万ドル（１株当たり０．０２ドル）の損失。９１０万ドル（同０．０７ドル）の赤字だった前年同期から黒字転換した。

諸項目を除く１株利益は０．０６ドル。

トムソン・ロイター・エスティメーツがまとめたアナリスト予想は、１株利益が０．０４ドル、売上高は２億８０００万ドルだった。