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ECBは平静維持すべき、財政政策の緩和必要に=ノボトニー氏

10月19日、オーストリア中央銀行のノボトニー総裁(写真)は、ユーロ圏は経済成長に向けておそらくは積極財政策などの追加策が必要との見解を示した。6月撮影(2015年 ロイター/Heinz-Peter Bader)
[ワルシャワ 19日 ロイター] - オーストリア中銀のノボトニー総裁は、欧州中央銀行(ECB)は平静さを維持し、インフレをコントロールしていることを示すべきだと述べる一方、成長押し上げのために各国政府は財政政策を緩和する必要があるかもしれないと語った。ポーランド紙とのインタビューで述べた。
ECBは22日にマルタで理事会を開催するが、市場では、インフレ押し上げに向けて積極的に行動すると強調するなどハト派的なメッセージが出されると予想している。ただし、現在の月額600億ユーロの国債買い入れプログラムへの調整を見込む向きはほとんどいない。
ノボトニー総裁は「長期的なトレンドを見極めるのは時期尚早。低インフレは、原油やコモディティー(商品)が安いことが原因であることを、考慮に入れる必要がある」と指摘。「われわれは平静さを維持し、状況をコントロールしていることを示すべきだと思う」と述べた。
総裁は国債買い入れ策の調整について「議論するのは早過ぎる。(現在の終了期限の)2016年9月まで1年近くある」としている。
総裁は、ユーロ圏は経済成長に向けておそらくは積極財政策などの追加策が必要と指摘し「これには構造改革や財政政策が該当する」と述べた。
ユーロ圏の財政政策は一段と拡張的になるべきとの考えかとの質問に対して、「長期にわたり緊縮的だった。現在は中立と言えるが、おそらく拡張的になる必要があるだろう」と語った。
*内容を更新します。