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フェラーリ、IPO仮条件48━52ドル 時価総額最大98億ドル

2015年10月12日(月)23時42分

 10月12日、フェラーリは予定している米国市場上場でIPOの仮条件レンジを1株48━52ドルに設定。9月撮影(2015年 ロイター/Thomas Peter)Ferrari Formula One driver Sebastian Vettel of Germany drives during the Japanese F1 Grand Prix at the Suzuka circuit in Suzuka, Japan, September 27, 2015. REUTERS/Thomas P

[ミラノ 10日 ロイター] - 欧米自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)傘下のフェラーリは、予定している米国市場上場で、新規株式公開(IPO)の仮条件レンジを1株48━52ドルに設定した。時価総額は最大98億ドルとなる可能性がある。

米証券取引委員会(SEC)への提出書類で明らかにした。

フェラーリは1720万株(発行済み株式の約9%)を売却し、最大9億ドルを調達する見込み。グリーンシューオプションが行使された場合、追加で170万株が売却される可能性がある。資金調達額は最大9億8200万ドルとなる。

ニューヨーク証券取引所への上場を予定しており、企業コードは「RACE」。上場の時期は10月後半の見通しで、FCAは来年にもフェラーリ全体を分離・独立(スピンオフ)させる構え。

フェラーリの9月30日までの3カ月間の売上高は前年同期比9─10%増の7億2000万─7億3000万ユーロ、調整後の利払い・税・償却前利益(EBITDA)は19─22%増の2億1000万─2億1500万ユーロとなる見込み。

ロイター
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