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米FRB、来月利上げの是非未決定=パウエル理事

2015年08月05日(水)23時15分

 8月5日、米FRBのパウエル理事は、FOMCメンバーは来月の会合で利上げを行うかをまだ決めていないとの認識を示した。写真はワシントンで3日撮影(2015年 ロイター/Carlos Barria)

[ニューヨーク 5日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル理事は5日、連邦公開市場委員会(FOMC)メンバーは来月の会合で利上げを行うかをまだ決めていないとの認識を示した。

CNBCで語った。労働市場などの指標が決定を左右するとした。

同氏は「経済はほぼ予想に沿った形で推移し、労働市場も引き続き底堅い」と指摘。

ただ「より直近の指標はまちまちの内容となっている」とも話し、次回FOMCが開かれる9月半ばまでに2か月分の雇用統計の発表などが控えていることを挙げ「憶測はしたくない」と表明。

利上げ実施の時期は「明らかに近づいている」としながらも、現時点では成長は妥当、雇用の伸びは妥当以上となっているが、インフレは目標を下回っているとの認識を示した。

ロイター
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