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ボーイング利益予想上回る、民間機好調で

2015年07月22日(水)23時09分

 7月22日、米ボーイングが発表した第2・四半期決算は、利益が市場予想を上回った。写真は787型機。英南部で昨年7月撮影(2015年 ロイター/Kieran Doherty)

[22日 ロイター] - 米航空機大手、ボーイングが発表した第2・四半期決算は、利益が市場予想を上回った。民間機需要の増大が追い風となった。

純利益は11億1000万ドル(1株当たり1.59ドル)で、前年同期の16億5000万ドル(同2.24ドル)から33%減少した。

年金費用などを除くコア利益は1株当たり1.62ドルで、2.42ドルから減った。

売上高は245億4000万ドルで、220億5000万ドルから増えた。

トムソン・ロイター・エスティメーツがまとめた市場予想は、1株利益が1.37ドル、売上高は242億2000万ドルだった。

民間機納入機数は9%増の197機で、売上高を11%押し上げた。

米空軍向けに開発する空中給油・輸送機「KC─46」の燃料システム問題関連費用として、5億3600万ドルの費用を計上。1株利益を0.77ドル押し下げた。

空軍向け輸送機問題を受け、通年の1株当たりコア利益見通しは、7.70━7.90ドルとし、従来予想の8.20━8.40ドルから引き下げた。

市場予想は、1株当たりの通年利益を7.88ドルと見込んでいた。

22日寄り付き前の米国株式市場で、1.5%高の147.20ドルで推移している。

ロイター
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