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NY市場サマリー(17日)

2015年07月18日(土)07時57分

[17日 ロイター] - <為替> ドルが主要通貨に対して上昇し、週間の上げ幅が5月以来の大きさとなった。米消費者物価や住宅関連指標が堅調で、連邦準備理事会(FRB)の年内利上げ観測を後押しした。

取引終盤、ドルの主要6通貨に対するドル指数<.DXY>は0.20%高。週間では2%近く上昇し、5月22日終了週以来の高い伸びを記録した。ユーロは0.25%安の1.0850ドルと、5月27日以来の安値水準。週間では2%超下落した。市場の関心が、ギリシャ危機から米経済のファンダメンタルズにシフトしたことが背景。

<債券> 米経済指標が堅調だったことで年内に利上げが実施されるとの観測が裏付けられ、長短金利差が縮小した。

<株式> まちまちだった。前日発表の決算が好調だった米グーグルが引き続き買われ、ナスダック総合指数<.IXIC>は2日連続で終値の過去最高値をつけた。一方、原油価格の下落を嫌気してエネルギー株が売られ、ダウ工業株30種平均<.DJI>やS&P総合500種指数<.SPX>の重しとなった。

<金先物> 対ユーロでのドル高などを背景に売られ、7営業日続落した。中心限月8月物は前日終値比12.00ドル安の1オンス=1131.90ドルで終了した。これは、中心限月終値ベースでは2010年4月1日(1126.10ドル)以来約5年3カ月ぶりの安値。

<米原油先物> 対ユーロでのドル高や需給緩和懸念を背景に一時下落したものの、次第に値を戻した。米国産標準油種WTIの中心限月8月物は、前日終値比0.02ドル安の1バレル=50.89ドルで終了。今週は1.85ドル(3.51%)下落した。マイナスでの越週はこれで3週連続。9月物は0.03ドル安の51.21ドルで引けた。

ロイター
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