ニュース速報

ビジネス

ANA、成田―パリ線運休へ 羽田発に一本化

2015年06月02日(火)19時29分

 6月2日、ANAホールディングス傘下の全日本空輸は、成田空港発のパリ線を10月下旬から運休することを明らかにした。2014年8月撮影(2015年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 2日 ロイター] - ANAホールディングス<9202.T>傘下の全日本空輸(ANA)は2日、成田空港発のパリ線を10月下旬から運休することを明らかにした。利用率のより高い羽田空港発に一本化し、使用機材も大型化する。

競争環境や需給動向などを総合的に判断し、効率的な運航で収益向上をめざす。

成田─パリ線は1日1便毎日運航していたが、運休後も共同運航(コードシェア)はしない予定。羽田ーパリ線(1日1便)では、これまでB787―8型機(169席)を使用していたが、10月下旬からB787―9型機(215席)へ機材を大きくする。

ANAの欧州でのネットワークについては、1日にも成田とベルギーの首都ブリュッセルを結ぶ新規路線を10月下旬に開設することを発表したばかり。運航すれば、日本ーブリュッセル間の唯一の直行便で、14年ぶりの就航となる。ブリュッセルはEU(欧州連合)などの本部があり、日本企業も多く進出しているため、ビジネス客を中心に需要を見込む。路線の見直しを進め、顧客の利便性を高める。

(白木真紀)

ロイター
Copyright (C) 2015 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

米大統領権限で3カ国に関税、法的根拠巡り専門家から

ワールド

トランプ関税4日発動、メキシコ・カナダ・中国に 貿

ワールド

中国、WTO通じて対抗へ 米国の追加関税に

ワールド

米国関税、為替への影響や米金融政策の動き「見極め」
MAGAZINE
特集:トランプ革命
特集:トランプ革命
2025年2月 4日号(1/28発売)

大統領令で前政権の政策を次々覆すトランプの「常識の革命」で世界はこう変わる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    週刊文春は「訂正」を出す必要などなかった
  • 2
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 3
    1日大さじ1杯でOK!「細胞の老化」や「体重の増加」を予防するだけじゃない!?「リンゴ酢」のすごい健康効果
  • 4
    「靴下を履いて寝る」が実は正しい? 健康で快適な睡…
  • 5
    今も続いている中国「一帯一路2.0」に、途上国が失望…
  • 6
    マイクロプラスチックが「脳の血流」を長期間にわた…
  • 7
    またか...アメリカの戦闘機「F-35」が制御不能に「パ…
  • 8
    幼い子供には「恐ろしすぎる」かも? アニメ映画『野…
  • 9
    メーガン妃からキャサリン妃への「同情発言」が話題…
  • 10
    トランプ「関税戦争」を受け、大量の「金塊」がロン…
  • 1
    週刊文春は「訂正」を出す必要などなかった
  • 2
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 3
    「DeepSeekショック」の株価大暴落が回避された理由
  • 4
    緑茶が「脳の健康」を守る可能性【最新研究】
  • 5
    世界初の研究:コーヒーは「飲む時間帯」で健康効果…
  • 6
    1日大さじ1杯でOK!「細胞の老化」や「体重の増加」…
  • 7
    今も続いている中国「一帯一路2.0」に、途上国が失望…
  • 8
    DeepSeekショックでNVIDIA転落...GPU市場の行方は? …
  • 9
    血まみれで倒れ伏す北朝鮮兵...「9時間に及ぶ激闘」…
  • 10
    「靴下を履いて寝る」が実は正しい? 健康で快適な睡…
  • 1
    ティーバッグから有害物質が放出されている...研究者が警告【最新研究】
  • 2
    週刊文春は「訂正」を出す必要などなかった
  • 3
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 4
    有害なティーバッグをどう見分けるか?...研究者のア…
  • 5
    体の筋肉量が落ちにくくなる3つの条件は?...和田秀…
  • 6
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 7
    「涙止まらん...」トリミングの結果、何の動物か分か…
  • 8
    「戦死証明書」を渡され...ロシアで戦死した北朝鮮兵…
  • 9
    中国でインフルエンザ様の未知のウイルス「HMPV」流…
  • 10
    失礼すぎる!「1人ディズニー」を楽しむ男性に、女性…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中