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NY市場サマリー(22日)
[22日 ロイター] - <為替> ドルが当初の下げから切り返し上昇に転じた。基調の物価圧力の高まりを示す消費者物価指数(CPI)統計を受けて、米連邦準備理事会(FRB)による年内利上げの可能性が高まった。
電子取引システムEBSで、ユーロ/ドル
ドル/円
<債券> 国債利回りが上昇した。朝方発表された4月の消費者物価統計で、コア指数が予想より若干大きく伸びたことを受け、インフレ率が年内に連邦準備理事会(FRB)が目標とする2%に近づくのではないかとの観測が再び台頭したことが背景。
アリアンツ・インベストメント・マネジメントのバイスプレジデント、トッド・ヘドケ氏は、「コア指数には上向きの勢いが見え始めてきた。これが継続すれば、FRBにとり年内に利上げを行う用意が整うことになる」と述べた。
<株式> 反落して取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長が、市場の見方に沿う形で年内に利上げする姿勢を示し、金利引き上げに伴う景気へのマイナス効果が意識された。
マイクロソフト
航空機大手ボーイング< BA.N>は1.7%下落した。カナダの重工大手ボンバルディア
<金先物> ドル堅調を受けた売りが先行した後買い戻しが入り、小幅続落した。中心限月6月物は前日終値比0.10ドル(0.01%)安の1オンス=1204.00ドルで終了 した。週間の下落率は1.74%(21.30ドル)となった。
<米原油先物> 利益確定売りやドル高による割高感などを受けて反落した。米国産標準油種WT Iの中心限月7月物は前日終値比1.00ドル(1.65%)安の1バレル=59.72 ドルで取引を終了。8月物は1.00ドル安の60.15ドルで引けた。 米メモリアルデー(戦没者追悼の日)に伴う連休を控えて持ち高調整の動きが入り、相 場は早い時間帯から売り基調だった。