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米新規失業保険申請、4週間平均が2000年4月以来の低水準
2015年05月22日(金)00時02分
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5月21日、米新規失業保険申請件数は予想を上回った。写真はサンフランシスコの小売店で求人に応募する人。2012年8月撮影(2015年 ロイター/Robert Galbraith)
[ワシントン 21日 ロイター] - 米労働省が発表した16日終了週の新規失業保険申請件数は、前週比1万件増の27万4000件となり、予想の27万1000件を上回った。ただ、4週間移動平均は2000年4月以来の低水準になるなど、労働市場の改善が続いていることが示された。
週間申請件数はこの週は増加したものの、労働市場の状態の目安となる30万件は11週連続で超えていない。
4週間移動平均は5500件減の26万6250件。同移動平均は労働省が発表する雇用統計の4月と5月の調査期間中に1万8750件減少しており、これに基づくと、次回の雇用統計でも雇用の伸びは20万件を超える可能性がある。
米国ではエネルギー分野では年初から雇用削減の動きが出ているが、その他の分野では削減は低水準にとどまっている。
9日終了週の受給総数は221万1000件と、その前の週から1万2000件減少し、2000年11月以来の低水準となった。
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