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東京マーケット・サマリー(23日)

2015年04月23日(木)18時26分

<外為市場>

午後5時のドル/円 は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ほぼ同水準の119円後半。日経平均株価が2万円台を維持する中、朝方からじり高となり、9日ぶりに120円台に乗せた。ただ、実需の売りで120円台の滞空時間は短く、午後には投機筋がロングを投げる展開となった。

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<株式市場>

東京株式市場で日経平均は3日続伸。前日の米国株高に加え、ドル高/円安進行を手掛かりに朝方から買いが先行した。海外投資家からの資金流入期待も根強く、日経平均、TOPIXともに連日で年初来高値を更新した。ただ、直近の急ピッチな上昇などで短期的な過熱感から利益確定売りも出やすく、指数が一時下げに転じる場面もあった。

東証1部騰落数は、値上がり804銘柄に対し、値下がりが926銘柄、変わらずが151銘柄だった。

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<短期金融市場> 

無担保コール翌日物金利の加重平均レートは、速報ベースで0.063%になった。

主な取り手は地銀、信託など。大手行は0.058%付近で一部調達したとみられている。取引水準は前日と大きく変わらなかった。レポ(現金担保付債券貸借取引)GCT+1レート(平均)は上昇。共通担保資金供給オペは札割れ。新発3カ月物国庫短期証券(TB)の入札結果で、最高落札利回りはマイナス0.004%と前回(0.000%)に比べて低下し、2014年11月20日(マイナス0.0037%)を下回り、3カ月物として過去最低を記録した。ユーロ円3カ月金利先物は小甘い。

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<円債市場> 

長期国債先物は反落。前日の米債安に加えて、日経平均株価の上昇を受けて売りが先行した。もっとも、あすも日銀買い入れが予想されており、下値では買い戻しも入って一方的に売り込まれることはなかった。現物債は総じて売りが優勢になった。40年債入札を前にした調整が見られたほか、益出し売りも観測されていた。入札結果は事前予想に比べてやや弱めだった。

長期国債先物中心限月6月限の大引けは、前営業日比8銭安の147円95銭。10年最長期国債利回り(長期金利)は同1bp上昇の0.310%。

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