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ドイツ銀、第1四半期は黒字見込む 訴訟関連費15億ユーロと予想

2015年04月23日(木)07時16分

 4月22日、ドイツ銀行は、第1・四半期業績について、約15億ユーロの訴訟関連コストを吸収しても、損益は黒字になるとの見通しを発表した。写真はフランクフルトの本店、1月撮影(2015年 ロイター/Ralph Orlowski)

[フランクフルト 22日 ロイター] - ドイツ銀行は22日、第1・四半期業績について、約15億ユーロ(16億1000万ドル)の訴訟関連コストを吸収しても、損益は黒字になるとの見通しを発表した。

ドイツ銀は声明で、29日に発表する第1・四半期決算について「第1・四半期は利益が見込める。収入も過去最高に迫る」との見通しを示した。

訴訟関連コストの詳細には踏み込まなかったものの、大半が税控除の対象にはならないとした。

ロイターは21日、関係筋の情報として、ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)の不正操作問題をめぐり、米英当局が早やければ23日にも、ドイツ銀との和解を発表する用意を進めていると報じた。

和解に伴いドイツ銀が支払う罰金額は、2012年にスイスのUBSが支払った15億ドルを超える公算が大きいという。

ロイター
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