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米グーグル、WiFi接続自動切り替えの新サービス発表

2015年04月23日(木)08時32分

 4月22日、米グーグルは、新ワイヤレス・サービス「プロジェクト・ファイ」を発表した。16日撮影(2015年 ロイター/Arnd Wiegmann)

[ニューヨーク 22日 ロイター] - 米グーグルは22日、携帯通信網とWiFi(ワイファイ)への接続を自動で切り替えることができる新ワイヤレス・サービス「プロジェクト・ファイ」を発表した。利用したデータに応じて料金を支払うことが可能で、WiFiを利用するため料金も抑えられるという。

対応機種は同社の「ネクサス6」のみ。スプリントおよびTモバイルの携帯通信網と、100万カ所以上あるWiFiスポット(公衆無線LANサービス拠点)のうち電波の強い方へと接続が自動で切り替わる。

価格は基本料が月額20ドルで1ギガバイト(GB)当たり10ドル。未使用のデータ分の料金は返金される。

利用できる端末が1機種に限られ、使える携帯通信網も限定されることから、グーグルがワイヤレス分野で大手になることはないとみられている。ただ今回の取り組みが成功を収めればワイヤレス業者にとって値下げ圧力が高まるとの見方もある。

*内容を追加して再送します。

ロイター
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