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米アルコア、第1四半期黒字転換 予想下回る売上高で株価は下落

2015年04月09日(木)07時08分

[シカゴ 8日 ロイター] - 米アルミ大手アルコアが発表した第1・四半期決算は、最終損益が1億9500万ドル(1株当たり0.14ドル)の黒字となり、1億7800万ドル(1株0.16ドル)の赤字だった前年同期から黒字転換した。自動車、航空宇宙部門の売上高が大きく伸びたことが寄与した。

リストラ費用を除いたベースでは、利益が3億6300万ドル(1株当たり0.28ドル)。1株利益のアナリスト予想は0.26ドルだった。

売上高は前年同期比約7%増の58億2000万ドル。ただ、アナリスト予想の59億4000万ドルには届かなかった。

アルコア株は時間外取引で3%強下落した。

アルコアのクラインフェルト最高経営責任者(CEO)は電話会見で「(伝統的なアルミ精錬からの)事業転換は順調だ」と述べた。

同社は、2015年における航空宇宙分野の世界販売伸び率が9─10%、世界の自動車生産伸び率が2─4%になると見込む。

*内容を追加します。

ロイター
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