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ギリシャの改革、最終的につじつま合わなければならない=独首相
2015年03月31日(火)01時00分
[ヘルシンキ 30日 ロイター] - ドイツのメルケル首相は30日、ギリシャは実施する改革を決定するにあたり一定の柔軟性を有するとしつつも、欧州の関係各国が納得できる内容でなくてはならないとの見解を示した。
メルケル首相は「ギリシャがわれわれすべての期待に沿うことができるか、期待に応える意向があるのかが焦点だ」と指摘。ギリシャ政府がどの改革を実施するかについてはある程度の柔軟性があるとしつつも、「全体の枠組みは最終的につじつまが合わなければならない」と語った。
そのうえで、ギリシャが国際支援団と行っている協議の結果や、国際支援団による評価を待つとした。
また、イェーガー独財務省報道官は、より詳細なギリシャの改革リストが提示され、一部が法制化されるまで、ユーロ圏はギリシャに追加的な金融支援を行う意向はないとの考えを示した。
「ギリシャが、関係機関およびユーログループとの議論にふさわしい包括的な改革リストを提示するのを待つ必要がある」とし、「ギリシャの行動にかかっている」と語った。
そのうえで「改革リストの質や覚書ですでに言及されている要素をどの程度カバーできるかにかかっている」と強調した。
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