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関電美浜原発の廃炉、アレバやWHに参加呼びかけへ=関係筋

2015年03月25日(水)20時23分

 3月25日、関電が美浜原発の廃炉作業について、海外企業と連携する意向であることがわかった。写真は同原発と接続する送電線。2011年7月撮影(2015年 ロイター/Issei Kato)

[東京 25日 ロイター] - 関西電力<9503.T>が美浜原発1、2号機の廃炉作業について、海外企業と連携する意向であることがわかった。近く実施する入札を通じて東芝<6502.T>傘下の米ウエスチングハウス(WH)やフランスのアレバに参加を呼び掛ける。関係筋が25日明らかにした。

関電は今月、運転開始から40年超の美浜1、2号について廃炉を決定。東京電力<9501.T>福島第1原発事故を契機に、原発の運転期間を原則40年に制限する規制が導入され、経済性の観点から運転延長を断念した。

実際の廃炉作業は20─30年の長期に渡るため、海外で廃炉の経験があるアレバやWHのノウハウの活用を狙う。入札を通じてより低コストで廃炉作業を進める狙いもある。

美浜1、2号建設の主契約者である三菱重工業<7011.T>も廃炉作業に加わる見通しだ。

(浜田健太郎)

ロイター
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