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日経平均は反発、約15年ぶりに1万9400円台回復
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3月17日、寄り付きの東京株式市場で日経平均は反発。取引時間中としては2000年4月17日以来、約15年ぶりに1万9400円台を回復して始まっている。写真は、東証、2014年撮影(2015年 ロイター/Issei Kato)
[東京 17日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で日経平均は反発。取引時間中としては2000年4月17日以来、約15年ぶりに1万9400円台を回復して始まっている。
前日の欧米株式市場の主要指数が上昇し、緩和マネーを背景とする株高の流れが日本株にも波及した。電機、自動車など輸出株が高く、銀行など金融セクターもしっかり。
16日の欧州株式市場でドイツDAX<.GDAXI>が過去最高値を更新。米国市場ではダウ工業株30種が200ドルを超す上昇となるなど欧米株が軒並み上昇した。
日本株については、緩和マネー流入や公的年金の買いなど需給要因が株高を支えているほか、賃上げに伴う国内景気の回復期待も強い。
一方、1万9400円台では高値警戒感も意識され、買い一巡後は売り買いが交錯する展開となっている。トヨタ自動車<7203.T>は寄り後、上場来高値を更新した。
寄り付き 前営業日比
日経平均<.N225> 19425.89 +179.83
日経平均先物中心限月<2JNIc1> 19330 +80
(河口浩一)