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欧州株式市場サマリー(5日)
[5日 ロイター] - <ロンドン株式市場> FT100種総合株価指数<.FTSE>が続伸し、取引時間中の過去最高値に迫った。最終的には41.90ポイント(0.61%)高の6961.14と、終値の過去最高値を更新して取引を終えた。好調な業績を発表した保険大手アヴィヴァ
欧州中央銀行(ECB)が国債購入の開始日を発表したことも相場を下支えした。この日はイングランド銀行(英中央銀行、BOE)も政策金利を過去最低水準に据え置いた。
アヴィヴァは7.1%高。2014年の通期利益が市場予想を上回ったことが好感された。
同業のフレンズ・ライフ
前日に特別配当を発表した民放のITV
鉱業株指数<.FTNMX1770>は0.01%下落と、低迷した。世界最大の金属消費国である中国が、15年の実質経済成長率の目標を7%前後に引き下げたことが嫌気された。
配当落ちとなった金融大手HSBC
<欧州株式市場> 続伸し、FTSEユーロファースト300指数が一時、7年以上ぶりの高値に上昇した。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が国債などの購入プログラムについて、必要ならば来年9月を越えて続ける考えを示したほか、今年と来年のユーロ圏の成長率見通しの上方修正を発表したことが好感された。
スーパー大手の仏カルフール
FTSEユーロファースト300指数<.FTEU3>は12.45ポイント(0.80%)高の1569.48で取引を終えた。一時は2007年11月以来の高値となる1572.02まで上昇した。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は34.77(0.97%)高の3618.21だった。
世界第2位の小売り業者であるカルフールは2.4%高。欧州地域の大型スーパーマーケットてこ入れのために今年の設備投資額を増やすとしたことが買い材料となった。
シュローダーは昨年の税引き前利益が市場予想を上回ったほか、ネットの資金流入が248億ポンドと3倍を超える伸びになったことが好感され、株価が4.7%上昇した。