ギリシャ改革案、ドイツ国内には懐疑論ある＝ショイブレ独財務相

　２月２５日、ドイツのショイブレ財務相（写真）はラジオのインタビューで、ユーロ圏諸国の財務相らにとってギリシャへの金融支援を４カ月延長するかどうか決定することは簡単なことではなかったと述べた（２０１５年　ロイター/Hannibal Hanschke）

［ベルリン　２５日　ロイター］ - ドイツのショイブレ財務相は２５日、ラジオのインタビューで、ユーロ圏諸国の財務相らにとってギリシャへの金融支援を４カ月延長するかどうか決定することは簡単なことではなかったと述べた。

ショイブレ財務相は独ラジオＳＷＲ２に対し「われわれにとっても、ギリシャにとっても簡単な決断ではなかった。なぜなら、ギリシャ政府は選挙運動時とその後とではまったく逆のことを国民に説明していたからだ」と発言。「今問題なのは、ギリシャの改革案を信用できるかどうかだ。ドイツ国内では多くの懐疑論があり、それは理解されてしかるべきだ」と述べた。

ただ、財務相は国内の議員らに対し、２７日の投票で支援の延長に賛成するよう呼びかけた。