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米国株はダウとS&Pが最高値更新、ギリシャ合意で

2015年02月21日(土)08時51分

2月20日、米国株式市場は上昇。ユーロ圏財務相会合がギリシャ金融支援の4カ月延長で合意し、市場心理が好転した。写真は2014年6月、米ニューヨーク証券取引所前で撮影(2015年 ロイター/Carlo Allegri)

[ニューヨーク 20日 ロイター] - 20日の米国株式市場は上昇して取引を終えた。ユーロ圏財務相会合がギリシャ金融支援の4カ月延長で合意し、市場心理が好転した。

ダウ工業株30種は大幅反発し、終値は154.67ドル(0.86%)高の1万8140.44ドルと過去最高値を更新した。S&P総合500種も12.85ポイント(0.61%)高の2110.30と反発し、過去最高値更新で取引を終えた。ダウとS&Pはともに取引時間中の最高値も更新した。

ナスダック総合指数は8営業日続伸し、終値は31.27ポイント(0.63%)高の4955.97だった。8営業日続伸は約1年ぶり。

債務交渉の合意で、ギリシャの財政破綻やユーロ圏離脱はひとまず回避された。米国株式市場に上場しているギリシャ・ナショナル銀行(NBG)は21.7%の急騰となった。

税務・会計ソフトウエアの米インテュイットは6.2%上昇した。前日発表の決算で四半期の純損失が市場予想よりも少なかったことから買い安心感が広がった。

BATSグローバル・マーケッツによると、米取引所の合算出来高は約62億株で今月ここまでの平均である70億株を下回った。

騰落銘柄数は、ニューヨーク証券取引所が上げ2085で下げ990(比率は2.11対1)だった。ナスダックは上げ1449で下げ1266(1.14対1)だった。

ロイター
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