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米ダラス連銀総裁、FRB監査強化法案を批判
2015年02月14日(土)08時57分
2月13日、米ダラス地区連銀のフィッシャー総裁はFRBに対する監査強化を盛り込んだ法案について、FRBの金融政策を政治的な意図で曲げる試みでしかないと批判した。写真は2013年1月、ワシントンで講演する同総裁(2015年 ロイター/Jose Luis Magana)
[13日 ロイター] - 米ダラス地区連銀のフィッシャー総裁は13日、連邦準備理事会(FRB)に対する監査強化を盛り込んだ法案について、FRBの金融政策を政治的な意図で曲げる試みでしかないとし、批判した。
米下院は昨年、FRBの監査強化法案を可決。2016年大統領選挙への出馬が取りざたされているランド・ポール上院議員(共和党)が今年に入り再度提出している。
フィッシャー総裁は、 FRBはすでに監査下に置かれているとしながらも、改革は必要と指摘。こうした改革は地区連銀総裁の投票権の再配分や、大手金融機関の監督業務の移管などを通して行うべきとし、FRBの監査強化法案ほど「米国の繁栄を損なうものはない」と批判した。
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