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パレスチナ自治区ガザの保健省は20日、同地区全域にイスラエルの空爆があり、少なくとも85人が死亡、数十人が負傷したと発表した。写真はガザ地区南部ハンユニスで同日撮影(2025年 ロイター/Hatem Khaled)
Nidal al-Mughrabi
[ガザ/カイロ 20日 ロイター] - パレスチナ自治区ガザの保健省は20日、同地区全域にイスラエルの空爆があり、少なくとも85人が死亡、数十人が負傷したと発表した。
イスラエル軍は19日、ガザの中部・南部で地上作戦を再開。この日は北部でも地上作戦を開始したと発表した。1月から続いていたハマスとの停戦を事実上放棄した形となる。
パレスチナのイスラム組織ハマスもこの日、イスラエルに向けてロケット弾を発射して反撃した。ハマスはイスラエル軍が攻撃を再開しても48時間にわたり反撃を行っていなかった。
18日に再開されたイスラエルの攻撃では400人以上のパレスチナ人が死亡。これまでにハマスが任命した事実上の当局トップら複数の幹部も死亡した。ガザ地区の再掌握を目指すハマスにとって打撃となった。