最新記事
英王室

あなたの知らない素顔のチャールズ英国王 環境保護に力を入れ趣味は乗馬や生垣作り

2023年5月6日(土)12時37分
ロイター

2021年に、入院患者向けのラジオの特別番組のためにチャールズ3世が選曲した曲には、スリー・ディグリーズ、ダイアナ・ロス、バーブラ・ストライザンド、エディット・ピアフの作品が含まれていた。

皇太子だった2000年には、公式ハープ奏者を雇う伝統を復活させた。

木を撫でる

チャールズ国王は、環境保護の活動でも知られている。自然とアウトドア活動への愛は非常に深い。

チャールズ3世のオフィスが2020年に明かしたところでは、植樹の際に、自分が植えた木が健やかに育つよう、その枝を優しく撫でることが多いという。

もう1つお気に入りのアウトドア活動は庭仕事だ。ナショナル・ヘッジレイイング(生垣作り)・ソサエティの支援者となっている。

側近によれば、チャールズ3世はイングランド西部ハイグローブの邸宅の庭にいるとき、また、故エリザベス2世同様、王室がスコットランドに所有する邸宅を囲む野趣溢れる領地で散歩や釣りをしているときが最も幸福だという。

チャールズ3世は弟のアンドリューとエドワード両王子を楽しませるために、「ロッホナガーの老人」と題する童話を書き、1980年に出版された。これは、スコットランドのバルモラル城周辺の田舎を舞台にした、ある老人の冒険譚だ。

チャールズ3世が描いた水彩画の中には、バルモラル城周辺のヒースに覆われた山並みをモチーフとするものがある。作品の一部は、これまで50年以上にわたって、展覧会に出品されている。

昼食の習慣はなし

チャールズ3世はランチをとらない。お気に入りの紅茶は、蜂蜜とミルクを入れたダージリンだという。

(翻訳:エァクレーレン)

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2023トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

社会的価値創造
「子どもの体験格差」解消を目指して──SMBCグループが推進する、従来の金融ビジネスに留まらない取り組み「シャカカチ」とは?
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

中国百度、7─9月期の売上高3%減 広告収入振るわ

ワールド

ロシア発射ミサイルは新型中距離弾道弾、初の実戦使用

ビジネス

米電力業界、次期政権にインフレ抑制法の税制優遇策存

ワールド

EU加盟国、トランプ次期米政権が新関税発動なら協調
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:超解説 トランプ2.0
特集:超解説 トランプ2.0
2024年11月26日号(11/19発売)

電光石火の閣僚人事で世界に先制パンチ。第2次トランプ政権で次に起きること

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本人はホームレスをどう見ているのか? ルポに対する中国人と日本人の反応が違う
  • 2
    「1年後の体力がまったく変わる」日常生活を自然に筋トレに変える7つのヒント
  • 3
    寿命が延びる、3つのシンプルな習慣
  • 4
    Netflix「打ち切り病」の闇...効率が命、ファンの熱…
  • 5
    【ヨルダン王室】生後3カ月のイマン王女、早くもサッ…
  • 6
    元幼稚園教諭の女性兵士がロシアの巡航ミサイル「Kh-…
  • 7
    NewJeans生みの親ミン・ヒジン、インスタフォローをす…
  • 8
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参…
  • 9
    「会見拒否」で自滅する松本人志を吉本興業が「切り…
  • 10
    ウクライナ軍、ロシア領内の兵器庫攻撃に「ATACMSを…
  • 1
    朝食で老化が早まる可能性...研究者が「超加工食品」に警鐘【最新研究】
  • 2
    自分は「純粋な韓国人」と信じていた女性が、DNA検査を受けたら...衝撃的な結果に「謎が解けた」
  • 3
    「会見拒否」で自滅する松本人志を吉本興業が「切り捨てる」しかない理由
  • 4
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参…
  • 5
    朝鮮戦争に従軍のアメリカ人が写した「75年前の韓国…
  • 6
    アインシュタイン理論にズレ? 宇宙膨張が示す新たな…
  • 7
    日本人はホームレスをどう見ているのか? ルポに対す…
  • 8
    クルスク州の戦場はロシア兵の「肉挽き機」に...ロシ…
  • 9
    沖縄ではマーガリンを「バター」と呼び、味噌汁はも…
  • 10
    メーガン妃が「輝きを失った瞬間」が話題に...その時…
  • 1
    朝食で老化が早まる可能性...研究者が「超加工食品」に警鐘【最新研究】
  • 2
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参加で「ネットの自由」を得た兵士が見ていた動画とは?
  • 3
    外来種の巨大ビルマニシキヘビが、シカを捕食...大きな身体を「丸呑み」する衝撃シーンの撮影に成功
  • 4
    朝鮮戦争に従軍のアメリカ人が写した「75年前の韓国…
  • 5
    自分は「純粋な韓国人」と信じていた女性が、DNA検査…
  • 6
    北朝鮮兵が味方のロシア兵に発砲して2人死亡!? ウク…
  • 7
    「会見拒否」で自滅する松本人志を吉本興業が「切り…
  • 8
    足跡が見つかることさえ珍しい...「超希少」だが「大…
  • 9
    モスクワで高層ビルより高い「糞水(ふんすい)」噴…
  • 10
    ロシア陣地で大胆攻撃、集中砲火にも屈せず...M2ブラ…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中