チャールズ国王はさらなる暴露に戦々恐々「ヘンリー王子との争いから逃げたい」と友人に明かす
しかし相手の方が上手かもしれない。メーガン妃は、おそらく人間の弱点につけ込むことに長けている。自分の父親を辱め、家族や多くの友人を捨てたように、彼女はヘンリー王子の家族に対しても、軽蔑されたとして復讐心を燃やしているように見える。
これこそ、先週ハリーが、英王室は謝罪するべきだと言った理由だろう。
米国のテレビ界で勢いに乗るメーガン妃は、海を隔てていても虎視眈々と英王室の弱点を嗅ぎつける。チャールズ国王は内心不安を抱え、直感的に平和を訴えたいと考えただろう。
とはいえ、チャールズはヘンリー王子の要求に応じることで、自分の地位とイギリス国民からの人気を失いかねないことを自覚しているはずだ。
矢面に立たされたウィリアム皇太子夫妻の反応
ただ、回顧本の中でヘンリー王子夫妻の攻撃の矢面に立たされたのは、主に兄のウィリアム王子夫妻だ。メーガン妃とヘンリー王子は、どのインタビューでも、王位継承者に対する息を呑むような嫉妬心を露わにしている。
ヘンリー王子との結婚前からメーガン妃は、階級的にも特権的にもキャサリン妃が自分より上であることに憤っていたようだ。
だからこそ、ウィリアム皇太子夫妻はヘンリー王子からの和解願望について真偽を疑うべきだ。実際、ウィリアム皇太子は父親の降伏への誘惑を感じ取っているという。今、ウィリアム皇太子やキャサリン妃がヘンリーの要求に屈することには何のメリットもないだろう。
1月12日に、ヘンリー王子の回顧本が発売されてから初めて公の場に姿を見せたウィリアム皇太子夫妻は、普段と変わらない毅然とした態度で公務に臨んでいた。昨年オープンした王立リバプール大学病院を訪れ、スタッフの労をねぎらうのが目的だった。