最新記事

エアライン

客室乗務員に殴りかかり、かみつく...乗客が大暴れしてトルコ航空機が緊急着陸【現場動画】

Intoxicated Passenger Creates Ruckus On Flight, Punches Cabin Crew

2022年10月21日(金)17時12分
モニカ・アガルワル
ターキッシュエアラインズ

GordZam-iStock

<酒に酔って騒ぎ、注意されたことに激高して客室乗務員に暴行を働く乗客の様子が撮影されていた。騒ぎを起こした男の正体はなんと...>

インドネシアの首都ジャカルタ行きの旅客機の中で、酒に酔った乗客が騒ぎを起こし、乗務員を殴ったり指を噛んだりして大暴れする事件が起きた。この時の様子は別の乗客によって撮影されており、最終的に旅客機はパイロットの判断で緊急着陸を余儀なくされた。

■【動画】客室乗務員に殴りかかって大暴れするターキッシュエアラインズの乗客

インドの英字紙「フリー・プレス・ジャーナル」によれば、騒動が起きたのは10月12日、イスタンブール発・ジャカルタ行きのターキッシュエアラインズの機内でのこと。問題を起こした乗客はムハマド・ジョン・ジェイズ・バウデウェイン(48)と判明したが、なんとこの男、タイの格安航空会社ライオンエアの子会社「バティックエア」に勤務するパイロットだった。

バウデウェインはジャカルタに向かう機内で酒に酔い、乗務員からフライト中はおとなしくしているよう促されたという。だがインディア・トゥデイ誌によれば、彼は注意されたことに激高し、客室乗務員の一人の指を噛むなどの暴挙に出たという。

ネット上で大きな注目を集めることとなった動画には、バウデウェインと複数の乗務員が互いを殴ったり蹴ったりする醜態が映っている。バウデウェインが、プラスチック製の拘束具のようなものを持っている乗務員を殴り、乗務員はキックでそれに応戦。事態をなんとか収拾しようと、ほかの乗務員たちが駆けつけている。

旅客機は北スマトラ州に緊急着陸

この騒動のために、11時間の予定だったフライトは9時間で切り上げられ、同機はインドネシアの北スマトラ州の州都メダンにあるクアラナム国際空港に緊急着陸した。スカルノ・ハッタ国際空港(ジャカルタ)の警察署長シギッド・ダニ・セティオノは地元メディアに対して、「問題の旅客機は、乗客1人が騒ぎを起こしたため、クアラナム国際空港への緊急着陸を余儀なくされた」と説明した。

ジャカルタ首都圏警察の広報担当者は、「ターキッシュエアラインズはクアラナム国際空港で、怪我を負ったインドネシア人の乗客1名を降ろした」と説明し、さらにこう続けた。「酒に酔っていた疑いがあるこのインドネシア市民は、現在クアラナム診療所で治療を受けている」

ライオンエアはバウデウェインが従業員であることを認めたが、バウデウェインの行動は同社の価値観を反映するものではないとも主張した。

今回の騒動が起きる数日前には、ニューヨーク行きの旅客機の機内で、女性の乗客が客室乗務員にものを投げつける騒動が起きていた。女性は膝の上に乗せていた犬を座席の下または前に移動させるよう求められたが、これに激怒して乗務員に食ってかかったということだ。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

日本の働き掛け奏功せず、米が相互関税24% 安倍元

ワールド

ロシアが企業ビル爆撃、4人死亡 ゼレンスキー氏出身

ビジネス

米関税24%の衝撃、日本株一時1600円超安 市場

ワールド

米連邦地裁、収賄疑惑のNY市長の起訴棄却 政権の「
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:引きこもるアメリカ
特集:引きこもるアメリカ
2025年4月 8日号(4/ 1発売)

トランプ外交で見捨てられ、ロシアの攻撃リスクにさらされるヨーロッパは日本にとって他人事なのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    あまりにも似てる...『インディ・ジョーンズ』の舞台になった遺跡で、映画そっくりの「聖杯」が発掘される
  • 2
    自らの醜悪さを晒すだけ...ジブリ風AIイラストに「大はしゃぎ」する人に共通する点とは?
  • 3
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 4
    8日の予定が286日間に...「長すぎた宇宙旅行」から2…
  • 5
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 6
    イラン領空近くで飛行を繰り返す米爆撃機...迫り来る…
  • 7
    磯遊びでは「注意が必要」...6歳の少年が「思わぬ生…
  • 8
    博士課程の奨学金受給者の約4割が留学生、問題は日…
  • 9
    アメリカで「最古の銃」発見...いったい誰が何のため…
  • 10
    トランプ政権でついに「内ゲバ」が始まる...シグナル…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?
  • 2
    自らの醜悪さを晒すだけ...ジブリ風AIイラストに「大はしゃぎ」する人に共通する点とは?
  • 3
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 4
    ロシア空軍基地へのドローン攻撃で、ウクライナが「…
  • 5
    ガムから有害物質が体内に取り込まれている...研究者…
  • 6
    一体なぜ、子供の遺骨に「肉を削がれた痕」が?...中…
  • 7
    8日の予定が286日間に...「長すぎた宇宙旅行」から2…
  • 8
    現地人は下層労働者、給料も7分の1以下...友好国ニジ…
  • 9
    磯遊びでは「注意が必要」...6歳の少年が「思わぬ生…
  • 10
    なぜ「猛毒の魚」を大量に...アメリカ先住民がトゲの…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛ばす」理由とは?
  • 3
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアでも販売不振の納得理由
  • 4
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山…
  • 5
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやス…
  • 6
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 7
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 8
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦してい…
  • 9
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
  • 10
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中