最新記事

アメリカ

米NY最小!? 家賃650ドルのアパートにネット驚愕...日本人には驚くほどじゃない?

Internet Stunned by NYC's 'Smallest Apartment' Going For $650 Per Month

2022年9月25日(日)07時34分
キャサリン・フェリス
ニューヨークのアパート

billnoll-iStock

<家賃の値上がりが止まらない米ニューヨーク市だが、そこで最小と思われるアパートの一室に暮らす女性が、その部屋を動画で公開した>

一般人の住居を見学する動画をネットで公開している男性が、「ニューヨークで最も小さなアパート」の部屋と、そこに住む女性の声を紹介。「これで十分かも」「値段の割にクール」「閉所恐怖症の私には無理」と、さまざまな反響を呼んでいる。

■【動画】「ニューヨーク最小」アパートの部屋の中を紹介する動画

ケイレブ・シンプソンが自身のTikTokアカウント(@calebwsimpson)に投稿したのは、マンハッタンのミッドタウンにあるアライナ・ランダッツォさんのアパートで、月額家賃は650ドルだという。

シンプソンはYouTubeに見学動画の拡大版を掲載しており、「今日見学するのはニューヨークで一番狭いアパートで、80平方フィート(約7.4平方メートル)、つまり駐車場の大きさだ」と紹介している。全米の賃貸物件を調査するサイト「ズンパー」によると、ニューヨークの1ベッドルームアパートの平均家賃は3975ドルで、1年間で28%上昇したという。

シンプソンのTikTokの動画を見れば、ランダッツォさんのアパートの簡単な「見学」ができる。

狭小スペースに物がギリギリ収まっている

狭小スペースを俯瞰した映像では、ランダッツォさんがキッチンとリビングを兼ねたスペースに入ってくる。ドアが開くと、薄型テレビや音響機器にぶつかりそうだ。そこから1フィート(約30センチ)ほど離れたところに、2口コンロとシングルシンクが垂直に位置している。

次の場面では、部屋の狭さが一目瞭然だ。ランダッツォさんが床に横たわると、頭を玄関ドアにもたれかけた状態で、足がコンロ下のミニ冷蔵庫に余裕で届いてしまう。「5フィート5インチ(約165センチ)で、収まらないんだね」とシンプソンが語りかける。

テレビの向かいには小さなソファがあり、隣にロフトベッドに上がるためのはしごが備え付けられている。「ロフトがこの間取りで一番気に入っている」とランダッツォさん。

部屋に窓はないが、日中は天窓から自然光が入る。バスルームは部屋を出た廊下の先にある。

拡大版の動画では、ランダッツォさんとシンプソンが狭小住宅での生活について語っている。ランダッツォさんは、このアパートに引っ越す前は、高級な高層ビルに住んだこともあるという。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

韓国大統領、大胆な財政出動の重要性を強調

ワールド

カリフォルニア州の花火施設で爆発、7人行方不明 原

ワールド

豪、米から超音速ミサイル購入へ 国防支出へのコミッ

ビジネス

物価目標の実現は「目前に」、FRBの動向を注視=高
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:トランプvsイラン
特集:トランプvsイラン
2025年7月 8日号(7/ 1発売)

「平和主義者」のはずの大統領がなぜ? 核施設への電撃攻撃で中東と世界はこう変わる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...父親も飛び込み大惨事に、一体何が起きたのか?
  • 2
    ワニに襲われた直後の「現場映像」に緊張走る...捜索隊が発見した「衝撃の痕跡」
  • 3
    ワニに襲われた男性の「最期の姿」...捜索隊が捉えた発見の瞬間とは
  • 4
    「やらかした顔」がすべてを物語る...反省中のワンコ…
  • 5
    米軍が「米本土への前例なき脅威」と呼ぶ中国「ロケ…
  • 6
    熱中症対策の決定打が、どうして日本では普及しない…
  • 7
    吉野家がぶちあげた「ラーメンで世界一」は茨の道だ…
  • 8
    燃え盛るロシアの「黒海艦隊」...ウクライナの攻撃で…
  • 9
    仕事ができる人の話の聞き方。3位は「メモをとる」。…
  • 10
    「22歳のド素人」がテロ対策トップに...アメリカが「…
  • 1
    燃え盛るロシアの「黒海艦隊」...ウクライナの攻撃で大爆発「沈みゆく姿」を捉えた映像が話題に
  • 2
    ワニに襲われた男性の「最期の姿」...捜索隊が捉えた発見の瞬間とは
  • 3
    イランを奇襲した米B2ステルス機の謎...搭乗した専門家が語る戦略爆撃機の「内側」と「実力」
  • 4
    突然ワニに襲われ、水中へ...男性が突いた「ワニの急…
  • 5
    夜道を「ニワトリが歩いている?」近付いて撮影して…
  • 6
    仕事ができる人の話の聞き方。3位は「メモをとる」。…
  • 7
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...…
  • 8
    サブリナ・カーペンター、扇情的な衣装で「男性に奉…
  • 9
    定年後に「やらなくていいこと」5選──お金・人間関係…
  • 10
    韓国が「養子輸出大国だった」という不都合すぎる事…
  • 1
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害と環境汚染を引き起こしている
  • 2
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 3
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測不能な大型動物」に近づく幼児連れ 「ショッキング」と映像が話題に
  • 4
    一瞬にして村全体が消えた...スイスのビルヒ氷河崩壊…
  • 5
    妊娠8カ月の女性を襲ったワニ...妊婦が消えた川辺の…
  • 6
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の…
  • 7
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事…
  • 8
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
  • 9
    「ママ...!」2カ月ぶりの再会に駆け寄る13歳ラブラ…
  • 10
    気温40℃、空港の「暑さ」も原因に?...元パイロット…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中