最新記事

英王室

英ルイ王子の「やんちゃ」ぶりで、キャサリン妃に「しつけが悪い!」批判が

Kate Middleton Subject of Parenting Criticism on Twitter Over Jubilee

2022年6月8日(水)20時18分
ジャック・ロイストン
ルイ王子とキャサリン妃

Chris Jackson/Pool via REUTERS

<プラチナ・ジュビリーのイベントでの自由な振る舞いに「親のしつけが悪い」と批判する声が相次ぐも、子どもを持つ親たちからは擁護する声が>

イギリスでは6月2日から4日間にわたって、エリザベス女王の即位70周年を祝う「プラチナ・ジュビリー」のイベントが盛大に行われた。ここで世界的な注目を浴びたのが、イベントに参加した幼いルイ王子の自由奔放なふるまい。しかし、この4歳児の「お行儀」をめぐり、キャサリン妃を批判する声が上がっている。

エリザベス女王のひ孫で4歳のルイ王子ウィリアム王子キャサリン妃の第三子)は、2日の「トゥルーピング・ザ・カラー」パレードで、王族のメンバーとしてバッキンガム宮殿のバルコニーに姿を見せ、「変顔」をしたり、空軍機の轟音に顔をしかめて耳をふさいだりする愛らしい仕草で人々の注目を集めた。

220608web_plk02.JPG

Hannah McKay-REUTERS

また最終日の5日に行われた「プラチナ・ジュビリー・パジェント」の際には、ややご機嫌斜めの様子で、母であるキャサリン妃の口を手でふさぐ場面もみられた。ツイッターユーザーの中には、ルイ王子とキャサリン妃のやり取りを面白いと感じた者もいた一方で、母親に対する態度が悪いとして、キャサリン妃を批判する声もあった。

英スポーツ情報サイト「Squawka(スクウォーカ)」のライターであるモハメド・バットは、次のようにツイートした。「ルイ王子は行儀の悪い駄々っ子だが、子どもの行儀が悪いのは大抵の場合、きちんとしたしつけを受けていないからだ。これは両親の責任だ」

「自分の子どももコントロールできないの?」

別のユーザーは、次のように書き込んだ。「子どもというのは賢くて、自分が行儀の悪いことをしているのをちゃんと分かっている。エリザベス女王が同じ年齢の時には、決してこんな行動はしなかった。キャサリン妃は親として、きちんと子どもをしつけるべきだ」

ちなみにエリザベス女王が4歳だった頃といえば1930年。当時、王室のイベントのテレビ撮影は一般的ではなく、初めてテレビで放送されたイベントは、それから約23年後のエリザベス女王の戴冠式(1953年)だったのだが......。

ツイッター上にはほかにも、「行儀の悪い子どもに、多くの怒りが向けられている。彼はおそらく、家庭でまったくしつけを受けていないのだろう」という意見や、「『なんて親しみの持てる子なんだろう』という意見はどの時点で、『自分の子どもの管理すらできないなんて』という見方に変わるのだろう」という問いかけが書き込まれた。

ウィリアム王子とキャサリン妃は、プラチナ・ジュビリーを終えて公式ツイッターを更新。「私たちは皆、素晴らしい時間を過ごしました。特にルイ......」と投稿し、世間で大きな注目を集めたルイ王子にも言及した。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

オランダ政府、ネクスペリアへの管理措置を停止 対中

ワールド

ウクライナに大規模夜間攻撃、19人死亡・66人負傷

ワールド

ウクライナに大規模夜間攻撃、19人死亡・66人負傷

ワールド

中国、日本産水産物を事実上輸入停止か 高市首相発言
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:世界も「老害」戦争
特集:世界も「老害」戦争
2025年11月25日号(11/18発売)

アメリカもヨーロッパも高齢化が進み、未来を担う若者が「犠牲」に

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR動画撮影で「大失態」、遺跡を破壊する「衝撃映像」にSNS震撼
  • 2
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 3
    「ゲームそのまま...」実写版『ゼルダの伝説』の撮影風景がSNSで話題に、「再現度が高すぎる」とファン興奮
  • 4
    「まじかよ...」母親にヘアカットを頼んだ25歳女性、…
  • 5
    マイケル・J・フォックスが新著で初めて語る、40年目…
  • 6
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後…
  • 7
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸…
  • 8
    「これは侮辱だ」ディズニー、生成AI使用の「衝撃宣…
  • 9
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披…
  • 10
    報じられなかった中国人の「美談」
  • 1
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 2
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 3
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR動画撮影で「大失態」、遺跡を破壊する「衝撃映像」にSNS震撼
  • 4
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披…
  • 5
    「死ぬかと思った...」寿司を喉につまらせた女性を前…
  • 6
    【銘柄】ソニーグループとソニーFG...分離上場で生ま…
  • 7
    【写真・動画】「全身が脳」の生物の神経系とその生態
  • 8
    筋肉の正体は「ホルモン」だった...テストステロン濃…
  • 9
    「ゲームそのまま...」実写版『ゼルダの伝説』の撮影…
  • 10
    「イケメンすぎる」...飲酒運転で捕まった男性の「逮…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 3
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 4
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後…
  • 5
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
  • 6
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 7
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 8
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 9
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 10
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中