チューリッヒ大学のビンセント・ハンフリー博士(今回の研究には関与していない)は、新たな研究所見は、人間の活動がいかに大量の水の再配分を招いたかを示していると指摘。「この質量の変化に、地軸を移動させるほどの強い力があることを物語る結果だ」と英ガーディアン紙に述べた。彼はまた、地軸のずれによって一日の長さが数ミリ秒変わる可能性があるが、日常生活に影響を及ぼすほどの変化ではないとも指摘した。

アメリカは1月にジョー・バイデン大統領が就任して以降、気候変動問題への対処を再び主な政策課題に掲げている。バイデンは4月22日に開幕した気候変動サミットで、アメリカは気候変動の問題について「行動を起こす決心だ」と述べ、こうつけ加えた。「(気候変動の)兆候が現れているのは紛れもない事実であり、科学は否定できない。そして行動を起こさないことによる代償は、どんどん大きくなっている」

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