最新記事

建築

21世紀に輝き続ける世界の偉大な現代建築8選

Great Architects & Their Famous Buildings

2019年7月6日(土)11時15分
ニューズウィーク日本版編集部

06 イスラム美術館(I.M.ペイ)

magc190705_06.jpg

MATTEO COLOMBO/GETTY IMAGES

エジプトの首都カイロのイブン・トゥルーン・モスクにある13世紀の泉に着想を得た壮大な美術館は、イスラムの芸術と建築へのオマージュだ。カタールのドーハ沖の人工島に立ち、幾何学的なラインをビルなどが損なう心配はない。

07 すみだ北斎美術館(妹島和世)

magc190705_07.jpg

MIZOULA/ISTOCKPHOTO

東京・墨田区の中心部に位置する美術館で、外壁を長方形のアルミパネルで覆った地上4階、地下1階の5階建て。プリツカー建築賞を受賞した妹島が設計を手掛けた。世界的にも有名な江戸時代後期の浮世絵師である葛飾北斎の作品約1800点が所蔵されている。

08 チバウ文化センター(レンツォ・ピアノ)

magc190705_08.jpg

ONFOKUS/ISTOCKPHOTO

イタリアの建築家ピアノが設計したニューカレドニアのヌメアにある文化施設。「グリーン建築」のはしりで、ニューカレドニアの先住民カナックの伝統的家屋を模した10棟の建物が空気の流れを利用し自然換気を実現した。モンスーンシーズンの強風にも耐えられる。

<本誌2019年7月9日号掲載>

cover0709.jpg
※7月9日号(7月2日発売)は「CIAに学ぶビジネス交渉術」特集。CIA工作員の武器である人心掌握術を活用して仕事を成功させる7つの秘訣とは? 他に、国別ビジネス攻略ガイド、ビジネス交渉に使える英語表現事例集も。


20250408issue_cover150.png
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2025年4月8日号(4月1日発売)は「引きこもるアメリカ」特集。トランプ外交で見捨てられた欧州。プーチンの全面攻撃リスクにさらされるヨーロッパは日本にとって他人事なのか?

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


今、あなたにオススメ

関連ワード

ニュース速報

ビジネス

フジHD、中居氏巡る第三者委が報告書 「業務の延長

ワールド

25年度予算が成立、歳出総額115兆円 衆院で再議

ビジネス

日銀、10―25年の国債買い入れ初減額 「買入比率

ビジネス

ハチソンの港湾売却計画、親中紙が再考促す全面記事 
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:まだ世界が知らない 小さなSDGs
特集:まだ世界が知らない 小さなSDGs
2025年4月 1日号(3/25発売)

トランプの「逆風」をはね返す企業の努力が地球を救う

メールマガジンのご登録はこちらから。
メールアドレス

ご登録は会員規約に同意するものと見なします。

人気ランキング
  • 1
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山ダムから有毒の水が流出...惨状伝える映像
  • 2
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き詰った「時代遅れ企業」の行く末は?【アニメで解説】
  • 3
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?
  • 4
    【独占】テスラ株急落で大口投資家が本誌に激白「取…
  • 5
    800年前のペルーのミイラに刻まれた精緻すぎるタトゥ…
  • 6
    ロシア空軍基地へのドローン攻撃で、ウクライナが「…
  • 7
    一体なぜ、子供の遺骨に「肉を削がれた痕」が?...中…
  • 8
    ガムから有害物質が体内に取り込まれている...研究者…
  • 9
    「テスラ離れ」止まらず...「放火」続発のなか、手放…
  • 10
    「この巨大な線は何の影?」飛行機の窓から撮影され…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中